maoのブログ

できちゃった婚の末 離婚のシングルマザー。離婚して得たもの、分かったことの記録。

目を輝かせて相手の話を聞こう

私の仕事は接客業です。

接客業は 話し上手な人が向いている仕事だと思われることがよくありますが
本当は 聞き上手な人のほうが向いているんです。

特に 私が 出会ってきた かっこいいな!素敵だな!と思う方々は 
自分から多くは語らず 本当に聞き上手な方ばかりでした。

先日 私の好きな鞄屋さんが移転するというお手紙が 担当の方から届きました。

 私が最後にその方とお話した 『◯◯店のレモンケーキが大好きなんです』の言葉を覚えて頂いていて お手紙の最後に 『私も後日 実は買いに行って食べました。とっても 美味しかったです』とありました。

ただ 話していたことを 書いて下さっただけですが 
なんとも言えない 嬉しい気持ちになりました。

接客のお仕事をしている方の多くは顧客ノートを持っておられ
 その時にお話した内容を書き留めておくことをよくします。 私の担当の方も メモを見ながら手紙を書いて下さったのかもしれません。(もしかしたら 本当に覚えていて下さっていたのかも!?有り難い〜!)

嬉しかったポイントは 私の他愛ない話を ちゃんと聞いて下さっていた。ということ。
仮に 顧客ノートに書いてあって それを目にするまで うっすら忘れていたとしても
その事を ノートに記しておいて下さったということは やはり 私の話をちゃんと聞いて下さっていた。ということになると思うのです。

大切にしてもらえている。尊重してもらえている。
あの方がいるなら また行きたい。そう素直に思いました。

反対に 先日 利用したネイルサロンで その日担当して下さった方は 
ネイルが始まってから 終わるまで約1時間半、ずっと 自分の話、自分のお友達の話、果ては そのお友達の知人の話…を 延々と ものすごい早口でされる方でした。

その方が 良い悪いと言いたいわけではなく ただ 単純に ネイルが終わったあと
あ〜疲れた…次は 違うサロンに行こうかな…。という思いが チラッと頭をよぎりました。

鞄屋さんもネイルサロンも 代わりはいくらでも溢れています。
でも 
ちょっと遠くなっても 
予約がなかなかとれなくても  

あの人がいるから あそこに行きたい。

そう思うのは 

自分の話を 目をキラキラさせて聞いてくれる人のところではないでしょうか。

翻って 私は どうだろう?と 立ち返りました。

自分の話ばかりしていないだろうか
自分が先に楽しむのではなく 相手が 楽しめるようなコミュニケーションがとれているだろうか

自分が話すのは 自分が楽しむ為じゃなく 相手に喜んで欲しいから。
その喜んだ顔がみれて 自分も嬉しい!

うまく楽しんでもらえないかもしれない。でも そのことを意識しているのと いないのとでは 雲泥の差!

そんな 素敵な基本に戻れた 今日この頃でした。

f:id:and_be_happy:20150920181838j:plain