maoのブログ

できちゃった婚の末 離婚のシングルマザー。離婚して得たもの、分かったことの記録。

私の人生を変えた一冊

私は いわゆる できちゃった婚でした。
当時 知り合いに連れて行ってもらったクラブで知り合った人と 1年足らずの付き合いで 結婚。
その後、お互いの価値観の違いで 出産する前に別居...そして離婚。
結婚するのは簡単だけれど、離婚はこんなに大変なものなのか...と痛感する毎日でした。
離婚だけでも いっぱいいっぱいの当時の私にとって
新しい小さな我が子との生活は期待よりも不安が勝っていました。
出産のとき、周りの妊婦さんには
旦那さんがいて、側に寄り添い 声をかけているのに 私は1人で淋しくて淋しくて さらに 陣痛の痛みで泣けてきて
どうにも言い表せない気持ちでいっぱいだったのを覚えています。

その後も 私は バツイチだから...シングルマザーだから...と後ろ向き発言ばかりしていました。

そんな時、知人に
和田裕美さんの『新 陽転思考』を読んでみたら?と勧められたのです。



はっきり言って、それまでの私は

読書なんて無縁の世界にいて
読書?!
って感じでした。

でも、そのとき本を勧めてくれた知人が あまりにも自信マンマンで
クソ!何としても読んでやる!
という不純な動機で読むことになったのです...。

私がこの本で学んだ事は
陽転思考とは 事実はひとつ 考え方はふたつ。
という事。

私に置き換えると 離婚した事実は変えられないけれど、そこから 『よかった』を探すか 『ついてない』を探すかで
そこから先の道が変わるという事。

私はとにかく最初の方は、何が起こっても ひたすら 『あ~よかった!』と思うようにしました。

悲しい出来事を思い出しても
『あ~よかった!』
電車が遅れても
『あ~よかった!』

結構無理矢理な感じもしますが
それを実行しているうちに
なんでよかったのか?
と よかった理由を探すようになりました。
悲しい出来事を思い出しても 今現在起こっている事じゃない。あ~よかった。
電車が遅れたから 本を読む時間ができた。あ~よかった。

そうやって よかった理由を探していると自然に考え方が前向きに 明るくなり
よかった癖がつくようになったのです!

人間はほおっておくと、悪いほうへ考える生き物なんだそうです。
だから、よかった癖をつけて 考え方を前向きにできた事で
私は それまで見れなかった世界の景色を見ることができたのです!

絶対に 後ろ向きになって見る景色より
今 こうして よかった癖をつけて見る景色の方が素晴らしい!!!


私はシングルマザーです。

確かに人からみれば大変な事もあるのかもしれません。
でも私は この陽転思考に出会い
何事も考え方次第だということに気が付き 大変だな、とか、しんどいな、とか感じることが 随分少なくなりました。
要は、捉え方だったんです。


離婚をして シングルマザーになって
いっぱい泣いて。
そうやってきたから 今 一緒に働いている人や、大切な人達に出逢えたわけで、
そんな幸せな環境にいる今の自分が
生きてきた中で1番大好きです!



悲しい出来事に直面している人にこそ読んでもらいたい一冊です!